良質の水と肥沃な土壌に恵まれ、自然との共生を大切にしてきた京都には
長い歴史と四季折々の豊かな自然の中で洗練されてきた京料理や、
旬の野菜などを使ったおばんざいなど、さまざまな「京の食文化」が根付いています。
その文化を支えているのが、独特の味、香り、彩りを有する
「京野菜」をはじめとした、多様な農林水産物です。
色よし、味よし、姿よし!千年の都が磨き上げた「京の食」の数々を、ぜひお楽しみください。

京野菜や他の農林水産物の中で、優れた品質が保証され、
安心・安全と環境に配慮した生産方法に取り組んでいるものを
「京のブランド産品」として認定し、「京マーク」、を貼って流通させています。
(2022年9月現在31品目)

- 京みず菜
- 京都のみず菜は千筋京みず菜ともいわれ、葉柄が繊細で細く白く、葉の緑とのコントラストが実に美しい野菜です。
軟らかく、かつシャキシャキとした歯ざわりの「京みず菜」は、鍋ものはもちろん、サラダ感覚で周年味わえる現在の京野菜の代表選手となっています。

- えびいも(こえびちゃん)
- えびいもは、里芋の一種で、品種ではなく栽培方法の違いにより作り出されるものです。肉質が緻密で煮込んでも形が崩れないのが特徴のえびいもは、数ある伝統野菜の中でも最高のうま味を持つものの一つと言えます。棒だらと一緒に煮た「いもぼう」は、京都の料理店の名前だけでなく、古くから京都の代表的なおばんざいとして、各家庭で親しまれてきた京の逸品です。

- 丹後ぐじ
- 「丹後ぐじ」は、白身の魚で、淡泊で上品な甘さは、京料理には欠かせない食材です。濃い紅色で体に傷がなく、形と鮮度が良いものだけを選別しています。
身がやわらかいことから、干物や味噌漬けに向いています。その他にも、さしみ、塩焼き、照り焼き、酒蒸し、から揚げ、しゃぶしゃぶ、寿司などにしてもおいしく食べることができます。

お出汁とお野菜のテリーヌ
- ラクイイッカイ
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